
aespaの“きのこ雲”騒動とは?紅白出場を巡る炎上と12万署名の波紋!
人気K-POPグループaespaが、2025年の紅白歌合戦に初出場することが決まりましたが、過去の“ある投稿”がきっかけで炎上騒動が巻き起こっています。
投稿したのは、中国人メンバーのニンニン。問題視されたのは、原爆のきのこ雲を連想させるランプを「かわいい」と紹介した過去の動画です。
これに対してSNSでは批判が殺到、炎上騒動となり、12万人以上が出場停止を求める署名活動に参加する事態に発展しました。
さらに、国会でもこの問題が取り上げられるなど、ただの芸能ニュースにとどまらない広がりを見せています。
この記事では以下の内容についてわかりやすく解説します。
– ニンニンが投稿した“きのこ雲ランプ”動画の詳細
– なぜ今になって炎上したのか?その背景と理由
– aespaと事務所の対応、そしてNHKの見解
– 紅白出場への影響と賛否の声
– 今後のaespaの活動や文化的課題についての考察
「なぜここまで問題になったの?」と気になっていた方も、この記事を読めば一通りの背景が理解できますよ。
それではさっそく見ていきましょう!
aespaの“きのこ雲”騒動とは?過去の投稿が炎上した理由
⬜️紅白出場aespaメンバー投稿の「きのこ雲ランプ」販売サイトに「広島」「原爆」明記
韓国通販大手のサイトに、同一とみられる商品が「広島」「原子爆弾」などと明記されている事が分かった。NHKの「原爆を揶揄する意図がなかった」との説明に疑問が出ている。https://t.co/375QsZQOstはい、アウト!
— フィフィ (@FIFI_Egypt) December 3, 2025
2022年にaespaのメンバー・ニンニンがSNSに投稿した、きのこ雲に関する動画が、2025年になって再び注目を集め、大きな炎上騒動へと発展しています。
紅白出場についても不透明となり、12万人の署名が波紋を広げています。
この騒動の背景を知ることで、なぜここまで話題になったのかが見えてきます。
ここでは、問題となった投稿の内容や当時の状況をわかりやすく解説しますね。
ニンニンが投稿した「きのこ雲ランプ」の動画とは
騒動のきっかけは、aespaの中国人メンバー・ニンニンが2022年に投稿した動画でした。
その動画には、「I bought a pretty light〜〜〜how is it?」というコメントとともに、きのこ雲の形をしたランプが映っていたんです。
ぱっと見た感じでは、ニンニン自身は純粋にデザインが可愛いと思って紹介していたように見えます。
しかし、このランプのフォルムが「原爆のきのこ雲にそっくりだ」と日本のSNSユーザーの間で炎上。
特に日本は原爆の被害を受けた国ということもあり、ランプを「プリティ(かわいい)」と表現したことに強い違和感を抱く人が多かったようです。
さらに、紅白歌合戦への初出場が発表された直後だったため、問題は一気に再燃。
「こんなグループが紅白に出ていいのか」と批判の声が広がることになりました。
現在も投稿は削除されていないため、一部のファンや関係者の間では「本当に反省しているのか?」と疑問視する声も出ています。
こうして過去の小さな投稿が、今になって大きな問題へとつながったのです。
なぜ“きのこ雲”が問題になったのか?
きのこ雲が問題視された最大の理由は、その象徴するものがあまりにも重く、歴史的背景と結びついているからです。
第二次世界大戦中、日本の広島と長崎に投下された原子爆弾によって、多くの命が奪われました。
その時に立ち上った煙が「きのこ雲」であり、日本人にとっては今でも深い悲しみと結びついた強烈な記憶です。
そのため、たとえ悪意がなかったとしても「きのこ雲をかわいいと言った」という発言に対して、日本人の心情を傷つけたと感じる人が多かったのは当然ともいえます。
また、aespaは国際的に人気のあるK-POPグループということもあり、影響力の大きさも考慮されました。
「知らなかった」では済まされないという声もあり、SNSを中心に炎上が拡大していったのです。
炎上の火種は、日韓の歴史認識の違いや文化のギャップにも触れており、単なる投稿ミス以上に深刻な議論へと発展しました。
広島の原爆?きのこ雲?とよくわからない人はこの機会に学びともなる有名な漫画があります。
筆者も一気に読み、何度も繰り返し読んだ、世界でも読まれている漫画です。
aespa側と事務所の対応は?
炎上後、aespa本人や事務所から公式な謝罪コメントは出ていませんが、NHKは事務所に事実確認を行ったと明かしています。
NHKの専務理事によると、「当該メンバーに原爆被害を軽視したり揶揄する意図はなかった」という回答をaespaの所属事務所から得ており、出場に問題はないと判断したそうです。
つまり、「知らなかった」という認識を受け入れて、紅白出場に影響はないというスタンスですね。
ただし、この対応についてもネット上では賛否が分かれていて、「事実確認だけでは不十分」「日本のファンに対する誠意が見えない」といった声も少なくありません。
特に、SNSが炎上の発端だったこともあり、「これからの時代、SNS発信に対するガイドラインが必要」と国会でも指摘されました。
現時点ではニンニン本人からのコメントは一切なく、ファンの間では「一言でいいから本人の思いを聞きたい」といった声も出ています。
このように、表面的な説明だけでは火消しにならないのが、今の時代の炎上対応の難しさでもあります。
紅白出場決定後に炎上が再燃!12万件の署名運動とは
aespaの紅白出場が正式に発表された直後、SNS上で過去の「きのこ雲ランプ動画」が再拡散され、炎上が一気に再燃しました。
一部のファンや視聴者からは強い反発の声が上がり、事態はついに12万署名活動にまで発展することに。
ここでは、署名運動の詳細やNHK・国会での対応を詳しく紹介しますね。
署名活動の内容と広がった経緯
aespaの紅白出場を問題視する人たちは、オンライン署名サイト「Change.org」で
「aespaの紅白出場を中止してください」という署名活動をスタート。
12月3日時点で、その数は12万人以上に達しており、多くの人が今回の騒動に対して強い問題意識を持っていることがわかります。
署名に参加した人たちのコメントには、「原爆被害を軽視しているように見える」「日本人として見過ごせない」といった意見が並んでいました。
また、署名が広がる中で、メディアもこの動きを取り上げるようになり、さらに多くの人の目に触れるようになりました。
このように、1つの投稿が炎上し、それが紅白出場という大舞台にまで波及したことで、問題は一層注目を集めることになったのです。
紅白の選考とNHKの対応・見解
参議院の総務委員会で、日本維新の会・石井苗子議員がこの件を取り上げ、NHKに対して出場判断の根拠を問いただしました。
この質問に対して、NHKの専務理事・山名啓雄氏は
「該当メンバーに原爆を軽視したり揶揄する意図はなかったことを所属事務所に確認した」と答弁。
そのうえで「出場に問題はないと考えている」とし、aespaの紅白出場を予定通り進める方針を明言しました。
国会での指摘とSNS上の声
騒動はついに国会でも正式に取り上げられ、事態の深刻さがより浮き彫りになりました。
12月2日に行われた参議院総務委員会では、「後追いの対応ではなく、事前にSNSリスクを想定したガイドラインが必要ではないか」という指摘も上がりました。
SNSでは賛否両論が飛び交い、「紅白に出るべきではない」という声と「もう許してあげて」という声が真っ向からぶつかり合っています。
aespaニンニンの今後と紅白への出演はどうなる?
さて、12万人の署名による炎上に発展したaespaのきのこ雲騒動、今後の活動に影響が出てきそうですね。
直近では紅白への出演について、どんな結果になるのかが気になるところです。
今後の活動への影響とファンの反応
現時点では出場中止や活動自粛といった話は出ておらず、グループとしての活動は継続される見込みです。
ただし、特に日本国内での活動については、しばらく“様子見ムード”になる可能性が高いと見られています。
SNS上では、「ファンだけど今回は複雑な気持ち」「本人の口から何か言ってほしい」といった冷静ながらも複雑な声が目立ちます。
一方で、「悪意がなかったなら、もう十分じゃない?」「過去の1投稿でここまで叩かれるのはかわいそう」といった擁護も一定数あります。
aespaの紅白ステージに変化はあるのか?
これだけ大きな議論を呼んでいる以上、演出や衣装、コメントなどに細心の注意が払われることは間違いないでしょう。
視聴者からは「騒動をきっかけに、逆にどんな対応をするか注目している」という声もあり、紅白当日の彼女たちの姿勢が大きな意味を持ちそうです。
K-POPと日本文化、炎上の根底にある問題
韓国では「きのこ雲=原爆」と直結してイメージされる機会が少ないため、今回のような無意識の投稿が起きてしまった可能性もあります。
文化的な背景や歴史認識の違いがある中で、K-POPアイドルたちが世界中のファンに向けて発信する難しさが浮き彫りになったとも言えるでしょう。
今回のaespaの騒動も、ただの投稿ミスとして片づけず、今後の発信や活動にどう活かしていくかが問われているのかもしれません。
aespaの“きのこ雲”騒動とは?紅白出場を巡る炎上と12万署名の波紋!まとめ
今回の記事ではこんなことを書きました。以下に要点をまとめます。
– aespaの中国人メンバー・ニンニンが2022年に投稿した動画が炎上
– 動画内の「きのこ雲ランプ」が原爆を連想させると批判される
– 紅白出場発表後に再炎上し、署名活動が12万件を突破
– 国会でも問題視され、NHKに対して対応の在り方が問われた
– NHKは「悪意はなかった」と判断し、aespaは出場予定のまま
– 今後の紅白本番やaespaの活動、SNSでの発信には注目が集まる見通し
この騒動は、SNS時代の影響力やグローバルな文化ギャップ、そしてメディアの姿勢など、さまざまな問題が絡み合った現代的なテーマでした。
ただの炎上で終わらせるのではなく、私たち自身も「なぜ不快に感じたのか?」を言葉にし、より良い文化の交流につなげていくきっかけにしていきたいですね。
この件に注目していた方は、紅白本番のaespaのステージを見逃さずにチェックしてみてください!
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