カレーはフライパンと鍋どっちで作るのが正解？それぞれのメリット・デメリットは？

皆さんのおうちでは、カレーはフライパンと鍋どっちで作りますか？
鍋で作るというおうちが多いのではないでしょうか。

カレーは「鍋で煮込むもの」というイメージがありますが、実はフライパンでも十分おいしく作ることができます。

どちらを選ぶかで仕上がりや手間が変わるため、それぞれのメリット・デメリットを知っておくと便利です。

この記事では、フライパン派・鍋派それぞれの特徴を詳しく比較し、あなたのライフスタイルに合った作り方を紹介します。

カレーをフライパンで作る場合

カレーをフライパンで作るとよい点

• 短時間で調理できる
  フライパンは底が浅く熱伝導がよいため、具材がすぐに火が通ります。忙しい日や平日の夜にサッと作りたいときに便利です。
• 水分を飛ばして濃厚にできる
  蒸発しやすい構造なので、水分を飛ばして「ドライカレー」や「欧風のとろみカレー」に仕上げやすいです。
• 後片づけがラク
  鍋よりも軽くて洗いやすく、収納も省スペース。1〜2人分を作るときに最適です。
• 冷蔵庫に入れやすい
  小ぶりなフライパンなら、そのまま冷蔵庫に入れて保存もできます。

カレーをフライパンで作るとよくない点

• 大量には作れない
  底が浅いため、3人分以上の量を作ると具材があふれやすく、混ぜにくくなります。
• 煮込みにくい
  熱が逃げやすく、長時間コトコト煮るタイプのカレーには不向きです。
• ルウがムラになりやすい
  具材が均一に浸らないため、ルウが溶けにくくダマになることもあります。よく混ぜる工夫が必要です。

カレーを鍋で作る場合

カレーを鍋で作るとよい点

• たっぷり作れる
  深さがあるため、家族分や翌日分まで一度に作れます。作り置きや翌日の「カレーうどん」にも最適です。
• 煮込みやすく、味がなじむ
  均一に熱が伝わるので、肉や野菜がやわらかくなり、コクのある深い味わいに仕上がります。
• 保温性が高く、温め直しも簡単
  厚手の鍋なら冷めにくく、温め直しても焦げにくいです。翌日のカレーがさらにおいしくなるのもこの特長です。

カレーを鍋で作るとよくない点

• 洗うのが大変
  大きな鍋はシンクを占領し、ルウの油分が落ちにくいこともあります。
• 時間がかかる
  加熱と煮込みに時間がかかるため、平日夜にはやや不向きの場合もあります。
• においが残りやすい
  鍋の素材によってはカレーのスパイスがしみついて、次に使うときに気になることもあります。

結論：カレーはフライパン、鍋どっちで作ってもそれぞれのよさがある

どちらが「正解」というわけではなく、目的や作る量に合わせて使い分けるのがベストです。

• 時短・少量ならフライパン
• 本格・多めなら鍋

と覚えておくとよいでしょう。
また、最近は「フライパンカレー専用レシピ」も多く、気軽に試せるのも魅力です。

カレーの鍋のにおいが取れない！におい消しの方法は？

カレーを作った後の鍋のにおいは、しつこいですよね。
以下の方法でスッキリ消せます。

• 重曹を入れて煮る
  鍋に水を入れ、小さじ1〜2杯の重曹を加えて10分ほど沸騰させると、スパイス臭が和らぎます。
• お酢で拭く
  お酢を薄めた水で鍋を拭くと、酸の力でにおいを中和できます。
• コーヒーか茶殻を煮る
  香りの強い天然成分が、においを吸着してくれます。

これらを行った後、しっかり乾かすのがポイントです。

カレーにおすすめの鍋はどんなタイプ？

カレー作りには、厚手で熱伝導の良い鍋がおすすめです。

• ホーロー鍋（ル・クルーゼ、ストウブなど）
  熱が均一に伝わり、煮込みカレーに最適。デザインもおしゃれで人気です。
  
  ル・クルーゼの鍋を楽天で見てみる＞＞ル・クルーゼの鍋をAmazonで見てみる＞＞
• ステンレス多層鍋
  焦げにくく、保温性も高い。長時間煮込みたい方にぴったり。ステンレス多層鍋を楽天で見てみる＞＞

   

  ステンレス多層鍋をAmazonで見てみる＞＞

• アルミ鍋
  軽くて扱いやすい反面、においが残りやすいので注意。アルミ鍋を楽天で見てみる＞＞

   

  アルミ鍋をAmazonで見てみる＞＞

• フッ素加工鍋（テフロンなど）
  焦げつきにくくお手入れがラク。
  時短カレーやレトルト温めにも便利です。フッ素加工鍋を楽天で見てみる＞＞

   

  フッ素加工鍋をAmazonで見てみる＞＞

まとめ

• • フライパンカレーは「スピーディー＆少量向け」
  • 鍋カレーは「本格派＆作り置き向け」
  • 目的に合わせて使い分ければ、どちらでもおいしいカレーが作れます！